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2024年度卒

2024/06/03 2024/06/03

【ID24 小島 大洋】人格の形成

こんにちは。最後の公式戦、熱で出場することができなかったID24の小島大洋です。

最後まで読んでくれたら嬉しいです。

突然ですが皆さん、「教育基本法」の第一条(教育の目的)にはなんて書いてあるか知っていますか。そうです正解です。「教育は、人格の完成をめざし」と記載されています。
ICUFCはまさに、自分にとって人格の完成とは程遠いですが、人格の形成をすることができた場所でした。
過去の自分を振り返ると、高校時代にICUFCと試合をした際、上手くいかないと守備しなかったり、ボールを蹴り飛ばしたり、暴言を吐いたりと身勝手な態度を取りまくってました。その光景は先輩の人たちであれば少し覚えているのではないでしょうか(笑) 

さて、そんな大学生に対してすら生意気だった問題児の僕がどうやって少しはマシになることができたのでしょうか。

長くなりそうなので端的に言うと、「チームのために頑張ろう」と思えたのがきっかけでした。練習がうまくいかない時先輩が声をかけにきてくれたこと、マネージャーが手紙を書いたり、ミサンガを作ってくれたりしたこと、負けた後に部員が泣いてる姿を見たこと、部活外で遊びに行ったこと、新歓で入ってくれた後輩がめちゃ仲良くしてくれたこと、挙げきれないほどたくさんあります。これら一つ一つの事が自分の大きな原動力になって、試合ではチームのために苦手だった守備も、得意な喧嘩を売る行為もだいぶ自制できるようになりました。(東工戦ではシュンスケがいじめられてたので助けただけです。)あとはシンプルに、「ちゃんと守備しろ」って泊前監督に何度も怒鳴られたってのもあります。
「チームのために頑張ろう」と思えたことで、自分自身の感情を良い方向に利用し、チームに良い影響を与えられるように心がける事ができたような気がします。
皆さんも試合中苛立ちを見せることがあると思います。僕もあります。でもそんな時だからこそ、ただ感情をぶつけるのではなく、相手の気持ちも考えて伝えることが大事だと思います。例えば、「ちゃんとやれよ」って言われるのと、「もうちょっと早くサイドチェンジして欲しいわ」だと後者の方がよっぽど何が言いたいか伝わるし、嫌な気持ちにならないですよね。これはピッチ外でも同じです。
なので、皆にも感情の使い方みたいなところは心がけて欲しいなと感じます。

今年の7月からICUFCに戻らせていただいて、約4ヶ月間の短い時間ではありましたが、本当に楽しい思い出でいっぱいです。

合宿も、工学院戦も、ゴールを決めたことも、一生忘れることはないんじゃないかと思います。

長くなると困るので最後に後輩へのメッセージです。

まず27、僕が戻ってきて今まで会ったことはなかったけれど、仲良くしてくれてありがとう。みんなめちゃくちゃいい奴らで、ダル絡みしても嫌な顔ひとつせず(?)笑ってくれたり、サッカーが上手いみんなと一緒にサッカーできてすごく楽しかったです。

そして26、サッカーだけじゃなく運営面も頑張って!大変なこと、悔しいこととか辛いこと、たくさんあると思います。でもそんな時はいつでも24とかを頼ってください。新歓したみんなが幹部の代になったのはとても感慨深く、チームが一つになれたのも26一人一人のキャラがよかったからだと思います。

OB戦では僕相手に失点してしまったと思うけど、26の代は間違いなくとても強いです。だから次のシーズン、めちゃくちゃ期待しています。試合も見に行きます。心の底から応援しています。

#Once A Blue, Always A Blue (ICUFCのことです)(よかったらキャッチコピーで使ってください)(太郎くん二桁ゴール期待しています。)

小島大洋