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2024年度卒

2024/06/01 2024/06/08

【ID24 川島 顕太】今の率直な感想ですか?

Q. 引退してみて、今の率直な感想を教えてください
A. 今の率直な感想ですか?
「解放」ですかね

Q. どういうことですか?
A.「怪我だったり、未達成の目標だったり常に目に見えない敵と戦っていたような気がして… たくさんの葛藤がありました

どれほど努力しようとも
どれほど最善の準備をしようとも

報われない時は報われないし
使われない時は使われない

まとめるとそんな選手生活でした
まぁ、そんなこともありますよ

今シーズンに限っては常に体のどこかしらが痛くて故障離脱も多かった
これに尽きると思います
毎練習前、毎試合前にルーティーンの長すぎるストレッチ(自称Sotaストレッチ)をして
体を起こして準備しても限界で悲鳴をあげていたんでしょう

シュンが留学に行く前の挨拶で
「次、大きな怪我をしたらサッカーを辞めようと思っていた」
って言ってたのが印象に残っていて

頚椎損傷、肉離れ、脈絡膜剥離、脳震盪、色んな靭帯損傷、椎間板ヘルニア
とんでもない量の怪我をするたびにサッカーをもう辞めようと思ったし

「自分は何のためにサッカーをしているのか」

特に今年はその明確な目的を見失っていたかもしれません
結果、ICUFCに入部した頃に描いていた自分の理想像とはかけ離れた結末になってしまいました

ICUFCでの思い出は、去年の日大文理戦
心の声をそのまま伝えるなら
昨シーズンの方が楽しかったです

人生の中で人間的な成長が最も感じられたとても良い充実したシーズンでした」


高校時代に当時のICUFCを倒して、高校生に負けるような弱いチームにはお世話にならないと思っていたのですが…
大学進学が決まって、同期の誰よりも早くICUFCの練習にお邪魔して、練習後円卓を囲んで朝ガッキをごちそうになってから高校に行くという生活に始まり、気づけば履修は全部の練習に参加できるように組んでいたりとICUFC中心の生活になっていました

ICUFCへの熱量は同期に比べて多少劣るかもしれませんが、長くICUFCとの関わりがあった分このチームへの思い入れが強いのは事実です

大学生の間は、どんな形にせよサッカーに携わりたいと思っています

ICUFCを離れて、選手はどうするのか、どこへ行くのか、何をするのか、今は模索中ですが、最高のワクワクと人間的成長を求めて新しい挑戦をしたいです

まずは腰痛を治します

ありがとうございました

川島颯太