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2027年度卒引退ブログ

2025/12/03 2025/12/03

【ID 27 佐々木 一真】幸と感謝

最近散歩する回数が増え、通り過ぎる人をガン見した方がいいのか、ちょっぴり見た方がいいのか真剣に考えている ID 27の佐々木 一真です。

散歩していると、K太郎くんとガールフレンドの微笑ましい姿を見れたり、混んでいる道で自分の歩く速さを0.5倍速にすると一本の道がスッとできあがるライフハックに気がつくことができたりと、いいことだらけです。
雑談はさておき、散歩がてら過去の写真を元に色々振り返ってみました。タイトルにもあるよう、色々な「幸せ」が蘇ってきました。当時の私が感じた様々な観点の幸せを皆様にお裾分けさせていただければと思います。

脳内にパッと出てきたマニアックなシーンを振り返ろうかなと思います。絶妙に忘れていたであろう瞬間などもピックしてみましたので、お楽しみください。

①「みんなこの時何考えてたんだろうな」

                                             

この写真なしで1年生は語れません。みんなで真剣に試合の振り返りをした幸せな瞬間でした。特に顔が最も近いMPくんとは何度もmtg中に目が合ったように感じ、今でも素敵な記憶の一部となっています。ここには写っていませんが、ガクくんも大分趣深い表情をしていてほっこりとした記憶があります。

1年生の頃大変お世話になった奎吾さん、リオさん、砂子さん、ジンさん、バド部出身のガリガリ野郎に何度もチャンスを与えていただき、本当にありがとうございました。どのような質問に対しても真摯にLineや対面で返答いただきとても勉強になりました。また、落ち込みやすかった自分を常に鼓舞してくれるようなモチベーターに出会えたこと本当によかったなって思っています。



② 「花火を片手に陽気な一面を見せるソウダイくん」

                                  
 この写真もどこか胸にくるものがありましたね。1年生の頃のソウダイくんはというと、とってもクールで寡黙な方だと思っていました。そんなある日、この貴重な瞬間を画面に収めることができたのです。違う一面を知れて幸せでした。アラタくんという一個上の元部長の方には最初しばかれっぱなしでしたね。今ではお互い一緒に深い話をするほどの仲になれて、幸せです。MPくん、この先輩に会いにいくためだけに日本からオランダまで行くくらい心が通じ合っていましたね。

歴代の方々のエピソードを全て書かせてもらうと卒業論文より長くなってしまうことに気づいたので、著作権的に問題なさそうな三名をピックアップさせていただきました。

全ての26の先輩に大きな愛と感謝を伝えたいと思います。ありがとうございました。

 

③「26の先輩と白熱した紅白戦」

チャレンジャーとしてみんなで朝自主練を行い、先輩に挑んだ時の記憶が急に蘇ってきました。ID 27で一致団結してなんとか守り切り、僅差で勝てた紅白戦で、燃えましたね。この試合、結局勝ったけどスタメンは入れ替わんなかった記憶もあります。さらに燃えましたね。高い志で挑戦し続ける仲間に出会えたことが幸せです。

また、私は起きた問題を自分の脳内で解決する癖がありましたが客観的な意見をくれる熱い仲間がいたことで自分自身の技術や精神面の修正や強化をできたと思っています。ありがとうございます。


④ ソウタニキにハメられた(feat. セイリュウくんお誕生日おめでとう。)

この日の役割は、バースデイボーイであるセイリュウくんを押さえつけて、パイを投げる担当だった人がセイリュウくんに当てやすくすることでした。避ける暇もなく、思いっきり喰らいました。周りが楽しそうで嬉しかったですね、幸せ物です。

*この写真から歯の色が思ったより黄色であることに気づいたので、歯磨き粉を安いクリニカから一番高いクリニカに変えた記憶も蘇りました。
*僕の足が臭すぎて、合宿のバスで前の席にいた、当時あまり話したことのなかった楓子に真顔で「ちょっと靴履いて欲しいかも」って言われた後、萌夏に除菌シートを「ハイ、」と真顔で渡されたのを思い出しました。


24, 25の先輩とはいまだに土日にコーヒー飲みにいったり、ダパでお疲れ様会したり、ドライブで秩父の温泉行ったり、試合見にいったりと素敵な思い出がいっぱいです。
ダイキくん号で向かった都留文科大学戦、合宿のバスで初めて話したユウスケくんにクールなスマイルで6連続ウイイレを負けた日、ガクくんの家で集まった日、まさしの言語学のむずかしい話を聞いた日々、カナタくんが真顔でスロット40万を当てた話を冷静にしていた日、ゆいくんのみたことないくらいの大声量を岡田杯で見て心が熱くなった日。どれも本当に素敵で貴重な思い出です。

こんな生意気なやつに沢山の幸せを分けていただきありがとうございました。


⑤ 「工学院戦」

サッカーに関する写真がほとんどなかったので、一度この辺で挟んでおこうと思います。この写真もだいぶ好きですね。中谷くんの家のシングルベッドで横並びになって寝ていた時よりも熱い抱擁を交わしてしまいました(電気代と水道代って払うのがセオリーなんだっけ?)

このあまりに大量のドーパミンが出てしまい、ハマっていたブロスタを辞めるきっかけとなってしまいました。小さな巨人ことタロウくんの相手の不意をつくインターセプトから、みんなで60分くらい苦しみながらも守り切って競合相手に勝つことができた試合、とても幸せな瞬間でした。



⑥ CBだよね?

CBから駆け上がりGKへ一直線。親がつけてくれた「一真」という名前を意識し過ぎてしまったようです。ハードル走だったら結構いいフォームなのではないでしょうか。

このような意味不明なプレーを沢山したし、安定しなければならないCBというポジションで意図しないシャぺウ(?)をしてしまったり、なぜかドリブルで運んでクロスを上げたりとやりたい放題でしたね。ボールが足元から離れて奪われるのが8割と言ったところでしょうか。

ただ3年間を通し完全にではないですが、多くのストロングポイント、改善点を理解し、一つの道だとしてもスピードを緩めたり、味方にテンポよく繋ぐようになったりと自分なりに小さな成長を感じることのできた幸せな三年間でした。



⑦ 「アリフェイント」

人生で初めて足技を使った日です。その名も「アリフェイント」。奇跡的なサイドからのオーバーラップからみたことのないようなフェイントをかまし、なぜか良いクロスが上がり、シュウトくんが決めてくれました。サッカー人生の1本の指に入る唯一無二の瞬間でした。

VEOを見返している中、フェイント創設者の有元さんが「一真!一真!それってもしかして?」と嬉しそうに大きな声を出していたのをみて150回くらい再生してました。なんとか有元さんがいる間にできてよかったなって思います。

人生何周目なのだろうとよく思う有元さんですが、サッカーをより楽しくするためのきっかけを与えてくださいました。有元さんは私自身が失敗だと思ったシーンやうまくいかなかったシーンがあっても何故か褒めてくる時がありました。初めのうちは、何がいいのかも理解できなかったし、むしろ有元さんに見られているからよく見せないという焦りが出る時もありました。しかし、立ち止まって自分自身のプレーを振り返ると、彼は僕のことを結果や成功失敗という評価基準だけではなく、昨日、先週、先月、一年前かはわかりませんが、過去の自分と今の自分の違いを元に自分の成長を評価してくれているように感じました。軸を徐々に自分自身に向けられるようになり、自然と肩の力が落ちる瞬間が増えていきました。本人は覚えていないかも知れませんが、「一真、サッカー楽しくなったでしょ?」と言われた時に、素直に楽しいと思える自分がいて幸せでした。ありがとうございました。

*麻雀に関しては、もはや一度何も考えずに挑ませてください笑。九蓮宝燈を一発で僕が出したら、監督復帰ですかね。あとは海とか点滅とかの近況報告も聞ければです。


⑧ 「あれ?気づいたら引退してた。」

 

宮崎県都城市の人気美容室、ヘアーショップ・サムライでの熱いヘアーカットで迎えた入学式から2年半が経ち、気づけば白いばらが似合う男になってしまいました。

さあそんな薔薇が似合う状態しか知らない28, 29のみんな、まずは最高級の色紙とキャンプで使えるタンブラー、本当にありがとう。色紙をもらってしばらく坂本九の歌ばかり聴いていました。みんなの練習中の熱くて真面目にサッカーに打ち込む時とは真反対の姿に色々と元気もらっていました。

ハルキくんと耳元で囁きあうディープな話。
シュナくんと試合前にセロトニンを放出する儀式。
エルカナくんにされる「お兄さん?」イジリ。
ゼッツーで俺の後をついでくれたサクくん(おるXXX)。
俺のディープな会話に最大級のリアクションをしてくれるワッキーくん。
脱臼して救急車で搬送してる時に彼女とのLINEみられて開き直ったタイチくん。
ずっとニヤニヤしてるケンスケ。
ツッコミが「う〜わ、さいこっ❤️」ばっかのコウスケ。

こりゃまた、名を上げなかった人から訴えられそうで怖いですが、本当に楽しかったです。ありがとう。

 

⑨ 「大感謝」

こうやって日常でもサッカーでも真剣に馬鹿できる仲間がいること、本当に幸せです。

感謝を素直に伝えたいです、ありがとう。

ISLAND IKIで来年の夏、ガチな語り合いしよっか。

 

最後に

2025年は、監督のいない中やり切ることを決意した一年で、多くの試練が待ち構えていました。チームの分断が何度も起きそうでヒヤヒヤしたのも正直なところです。多くの方々の支えなしでは、最後まで走り切ることはできませんでした。

平日練習でまとまりのなかったチームを一つに統一してくださった荒木さん。
土日の公式戦に毎週来ていただいた坂本さん。
最後の一年間困っていた27幹部たちにコーチという形で手を差し伸べてくれたカンタくん。
広報を中心に多くのアドバイスをいただいた山脇さん。
OB/OG会を常に盛り上げていただいた奥野さん。
緊急で手を差し伸べていただいた有元さん。
常にサポートしていただいた保護者の皆様。
僕たちについてきてくれた28, 29のみんな。
不器用な選手を支えてくれたマネジャーのみんな。
そして、応援に来ていただいた全てのICU FC関係者の皆様のおかげです。

感謝しても伝えきれません。本当にありがとうございました。

まだちっぽけで何も成し遂げてはいないですが、自分が感じた幸せを多くの人にお裾分けできるような男になれるよう日々歩んでいければと思います。
改めまして、この幸せな環境を作っていただいた、全ての人に感謝申し上げます。

佐々木 一真