【ID 27 ステップ 賢人 】楽しすぎて一瞬でした。

こんにちは。ID271405のステップ賢人ウィリアムです。
最後まで読んでくれたらうれしいです。

引退ブログを書くにあたって、ICUFCでの生活を思い返してみましたが、そもそも大学生活のほとんどの思い出がICUFCで成り立っているなと思いました。週５でサッカーがあり、朝練で朝5時に起き、学校に行き、練習をし、グラウンドでゼッツーして話して、シャワー浴びて、チームメイトと授業に行き、一緒に昼食を食べ、昼寝をし、また授業に行き、家に帰り、また朝の5時に起きて朝練に向かうという生活をしていました。今思うと、今後の人生でこんなに楽しく幸せな時間は、もうないのではないかと思います。大学入学当初は、サッカーをやる気など全くなかったのに、新入生歓迎会で部活に誘ってくれた、同期の鈴木聡には感謝です。

入部当初、自分は本当に人間として未熟だったなと思います。負けず嫌いな性格が悪い方向にいっていました。練習中でも、上手くいかないことがあったらすぐにプレーをやめてしまったり、最後まで走らなかったり、文句を言ったり、それでいて試合に早く出たいなどと言っていたのは今思うと本当に恥ずかしいです。一年生のころ、当たり前のことを何もできていなかった自分は、試合に出ても使い物にならないくらいひどかったです。

二年生になって、新しい監督として有元さんが来てくれました。今まで見てきた教え方と全く違う教え方で、何だこの人と最初は思いました。中盤をやっていたのに、いきなりサイドバックやらされるし、試合中にちょっとでもさぼったらめっちゃ言われるし、本当に嫌いでした。一年生のころの自分に引き続き、ふてくされてプレーをやめたら、その日の練習での試合に一回も出してくれないこともありました。監督への怒りもありましたが、そこら辺の時期から監督に何も言われないぐらい、走ってやろうというような思いに変わりました。多分、有元監督はこれも見越していたんだろうなと思い、手のひらの上で転がされていたんだなと思います。監督にさぼるなと言われたところを全部走ってみたら本当にきつくて、自分がどれだけ当たり前のことができてなくて、未熟なんだろうと痛感しました。しかし、そこからサッカーがとても楽しくなっていきました。毎練習、最後のゲーム後はやり切ったと思えるくらい走ったし、有元監督のなんだこれという練習も意図がちゃんとあり、すごく上達することができました。当たり前のことを当たり前のようにやる上で全力でやるサッカーは、本当にとても楽しく、有元監督が言っていた、チームメートと繋がるという感覚はサッカーの楽しさを倍増させてくれました。自分が２・３年時に、しょうがなくだとは思いますが監督を引き受けてくれた有元監督、サッカー面でも、人間性の部分でも今までで一番向上させてくれました。本当にありがとうございました。

今、自分と同じように、練習で頑張れていない人は自分でも心当たりがあると思います。周りのせいにして、走るのをやめたり、練習終わってみたら全然息上がってなかったり全力出せてない人。何か怒りの感情やぶつけたい感情があるなら、良い方向に持っていけるようなモチベーションになるものを決めてみてください。チームメートのために走るみたいなことでも良いと思います。当たり前のことを当たり前のようにすることを心がけてください。チームメートのために走って守備したり、ボールが来なくても追い越したり、やれることは練習で全部やってみてください。当たり前のことをできるようになってくると、もっとサッカーが楽しくなります。楽しくなってからは時間は一瞬で過ぎます。後悔してからでは遅いです。ちょっと心がけてみてください。



全て書くと長すぎてしまうのでかなり省略させていただき、後輩へのメッセージに移りたいと思います。

まず29、一年間だけだったけど仲良くしてくれてありがとう。29はなんとなく27の代に雰囲気が似てるなと思い親近感が沸いてました。みんなめっちゃ優しいし、仲が良いし、成績悪いし、良い代だなって思ってました。28が上手いから、なかなか試合に関われなかった人も多いと思うけど、仲の良さを良い方向に持っていけたら変わると思います。期待しています。

28へ、幹部の代頑張れ！みんなそれぞれ個性があって、サッカーに対して熱いみんななら来年良いシーズンを送れると思います。初めからため口だった28が幹部になるのは感慨深いですが、チームを引っ張っていけるような人が多いので期待しています。たくさんぶつかり合って頑張って。


試合も見に行きます。心の底から応援しています。
 ステップ賢人ウィリアム