【ID26 尾関雅則】ごめんなさい と ありがとう
こんにちは。ID26の尾関雅則です。
振り返るとついこの間入部した気がしますが、気がつくと引退を迎えていました。
いくみに引退ブログを書いてと言われたものの、何書けばいいのか分からないので、とりあえず2年半一緒にプレーしてくれた方々への謝罪と感謝を書かせていただきます。長くなっていたらごめんなさい。拙いですが最後まで一読くださると幸いです。
謝罪
24が引退してから今季の最初の方までFCのゴールを守らせて頂いたのですが、勝ちに貢献出来なくて申し訳ない気持ちでいっぱいです。
たくさんの人が期待してくれる中で期待に応えられないかもしれなかったし、大事なところで守りきれなかったかもしれない。けんたくん→そうたくん→俺→ゆうだい って凄い人たちがバトンを繋ぐ中でちゃんと僕がICUFCのゴールを守れたのかは分かりません。
僕自身、「こいつにゴールを任せてよかったって思えるGKになる」という目標をずっと掲げていましたが、最終的に達成出来たか分かりません。
昨季や今季の前期の失点の多さの責任は痛感してます。
僕がもっと止めていればと思うこともたくさんあります。特に去年の東京カップでGKとしてPKを一本も止められないで27を泣かせたこと、東京カップまで残ってくれた25や一瞬帰ってきてくれたこうじくんに引導を渡してしまったことは今でもずっと悔やんでいます。ほんとうにごめんなさい
感謝
っていう振り返りはこのくらいにして、ここからは感謝を伝えさせていただきます。
まずは、頼りなかったかもしれないけど信じてゴールを託してくれてありがとうございました。
ここで少し今季の出来事を振り返らせてください。実はみなさんご存じの通り5月に少しお休みをいただいておりました。
チームが勝てない中で雰囲気も悪く、ぶつかり合うことが増えていった中で、僕自身なんのために、誰のためにシュートを止めてるのか分からなくなってしまいました。
最高学年ということもあり、チームのことを第一に考えてがむしゃらに走っていたら気づいたときには心のキャパを超えてしまっていて、頑張る理由を見失って、無気力になってしまいました。少し色々溜め込みすぎてしまったと反省しています。
あのときはご迷惑をおかけしました、申し訳ございません。
それと同時に、戻るきっかけをくれて、ありがとうございました。
一瞬なんのためにサッカーしてるのか分からなくなっていた中で、僕のことを気にかけてキャンパスで声をかけてくれたり、LINEをくれたり、話を聞いてくれたり、気分転換に誘ってくれたり。そんな素敵な人たちのおかげでまたグラウンドで元気にサッカーすることができました。
少し話が変わりますが、僕がサッカーやったりGKをしてゴールを守っているのってみんなの笑顔が見たいからだったんです。みんなで勝って喜びたいからなんです。
今季の最初はその純粋な気持ちを忘れてしまっていた気がします。
少し個人的な話にはなってしまいますが、お休みから戻ったときの紅白戦でPKを取られたのですが、読みが当たってPKを止めることができました。
その瞬間チームのみんなが駆け寄ってきてくれたのを今でも覚えています。公式戦でもないただの紅白戦なのにみんなが自分ごとのように喜んでくれたのがとても印象的でした。
みんなの笑顔をみたとき、「あ、これが俺がゴールを守る理由なんだな」って気づきました。
守ることで勇気づけたかったから。守ることでチームを鼓舞したかったから。その気持ちを思い出すことができました。
ゴールを守る理由をくれてありがとうございました。
いろいろありましたが、最後の方はサッカーがほんとに楽しかったです。
ドイツに行くまでのラスト2週間は心からサッカーが楽しかったです(走りですらも笑)。
留学前最後の日大生資戦の勝利はほんとに嬉しかったし、忘れられない最高の1日になりました。
一緒に勝ちを目指して戦ってくれて、苦しいときにそばに居てくれて、信じてくれて、任せてくれて、支えてくれて、そして何より一緒にサッカーしてくれて、ほんとにありがとうございました。
メッセージ
最後にお世話になった人たちにメッセージを書いて引退ブログを締めたいと思います。
26へ
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監督が変わったり、激動だったし、年明けの幹部の顔からは生気が失われていて言葉にできないほど死んだ顔をしてたけど、チームをまとめてくれて、引っ張ってくれてありがとう。なかなか全員が揃うことはなかったけれど、個性的な集まりの26と一緒にサッカーできてとても楽しかったです。個人的にエアビでワールドカップみたのと車で都留文まで遠征したのがハイライトです笑。留学で最後まで居られなかったけど、2年半一緒にサッカー出来て楽しかったです。またみんなで集まろうね。ばもばも。
27へ
サッカーにストイックな筋肉バカが多かったけど一緒にサッカーできて楽しかったよ。仲のいい27ならうまくやれると思います。怪我だけしないように来季頑張ってね。
28へ
入部してくれてありがとう。あんまり絡めなくてごめんね。とにかく今はサッカーを楽しんで(学年上がると色々大変になるから笑)。試合に絡める人絡めない人いると思うけど腐らずにやれば上手くなるから。冬の朝練は凍え死ぬけど頑張って笑、応援してます。
GKs
24の先輩が作り上げる居心地の良い雰囲気の中で育ったので、その楽しい雰囲気を受け継いで作り上げて来たつもりです。理解が得られないこともあるかもしれないけど楽しむ雰囲気だけは忘れずに頑張って。何かあったらなんでも言うんだぞ笑。
先輩方
めんどくさい後輩だったと思いますが、長い間面倒を見ていただきありがとうございました(特にそうたくんとさとしくんにはとても感謝しております。可愛くもない後輩を最後まで面倒見てくれてありがとうございました)。最高学年になった今年、ようやく先輩方の偉大さが身に染みて分かりました。改めてありがとうございました。24も25もなんだかんだまだキャンパスにいる人が多そうなので笑、ご縁がありましたらご飯等行けると幸いです🙇♂️。一緒に26卒になるのも大歓迎です笑
有元さん
まだまだ未熟なところも多く、僕に言いたいことがたくさんあったでしょうが、そんな僕をご指導くださりありがとうございました。
りくくん
半年くらいでしたがありがとうございました。りくくんと出会ってから色々なこと(スキルもマインドも)を学べたし、上手くなった実感がありました。もっと早く出会いたかったです。僕の可愛い後輩たちを引き続きよろしくお願いします笑。短い間ありがとうございました。もし契約延長するようなら帰国したらまたグラウンドに行きます笑。
マネさんたち
コーン、マーカー、ビブスの配給、試合運営、スクイズ、選手登録、テーピング、試合撮影、公式戦のときの事故画の撮影笑。何から何まで本当にありがとうございました。僕が不自由なくプレーできたのはマネージャーさん達の陰での支えがあったからだと心から思います。26の4人は2年半支えてくれてありがとう。27,28は来年以降も頑張って。
最後に
今シーズンも無事に戦い抜くことができました。いろいろイレギュラーなことも多かったですが、無事にここまでやりぬけたのも日頃の皆さまの支えがあったからこそだと思います。試合会場に足を運び、声援を送ってくれた方、インスタライブで応援してくれる方、そのすべての声が僕たちの戦う理由になっていました。
これからも可愛い後輩たちがより一層愛されるICUFCを作りあげていくと思いますので、引き続きICUFCへのご声援をよろしくお願いいたします。
ドイツに来てから、グラウンドでみんなでボールを追いかけた日々を懐かしく思います。毎日練習して、たまーに残ってイングランド式でシュートを受けまくったグラウンド、そして毎日練習後に同輩と後輩の寝顔を拝んだSCH。その両方がもはや家であった僕にとってICUFCはかけがえのない居場所でした。
まだ日が昇る前に家を出て、水道が凍るなか霜が降りるグラウンドをダイブしまくった冬の日
暑すぎてほんとうに焼けこげそうになった夏の日
内心ダイブしたくないと思いつつなんだかんだ覚悟を決めてダイブしてびしょ濡れになって風邪を引いた雨の日(飛びたくなくてもボールが来ると本能で水溜まりの中に飛び込んでしまう病気みたいです笑)
グラウンドで泣いた日、笑った日、ぶつかり合った日
勝って喜んだ日、負けて泣いた日。
そのすべてがかけがえのない日々であり、宝物です。
みんなのゴールを守れて幸せでした。
関わってくださった皆さん、本当にありがとうございました。
尾関雅則