
国際基督教大学サッカー部(ICUFC)は、昭和38年(1963年)に設立された歴史あるクラブです。ICUは1学年700人足らずの規模の小さな大学で、サッカー推薦などの体育系推薦枠はなく、部員数も他大学に比べて少ないですが、過去の先輩たちの活躍により、着実に成長してきました。
2020年には東京都4部から3部に昇格し、2021年にはさらに3部から2部に昇格。これまで2部の舞台で戦い続け、強いチームを作り上げてきました。しかし、2024年度には2部から3部に降格が決まり、2部リーグの厳しさを痛感しました。
2025年度の目標は、再び2部昇格を果たすことです。チームは「繋続(けいぞく)」という理念のもと、一人一人が練習や試合を通じて繋がりを持ち続け、目標達成に向けて努力を惜しみません。選手一人一人が主体となって強度の高い練習を行い、シーズン終了まで成長し続けます。困難を乗り越えて、必ず再昇格を果たすために全力を尽くします。引き続き、皆さまのご支援と応援をよろしくお願いいたします。
キャプテン:中谷 貫人
ゲームキャプテン:鈴木 聡
副キャプテン:中村 元信
副キャプテン:三原 陸翔
副キャプテン:佐々木 一真
マネージャー代表:廣瀬 美月
お知らせ
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選手
都留文科大学とのリーグ戦第10節は、3-2で勝利した。
試合は立ち上がりから苦しい展開となった。前半3分、集中力を欠いた隙を突かれ、相手に先制を許す。猛暑の影響もあってか、ICUFCはなかなかリズムをつかめず、苦しい序盤となった。しかし、そんな重い空気を振り払ったのは、今節から復帰したFW7番・法亢。左サイドから鮮やかなドリブルで相手DFを振り切ると、そのままゴールに突き刺す見事な同点弾。個人技でチームを救い、試合の流れを一気に引き戻した。
勢いに乗ったICUFCはその直後、さらなる追加点を奪う。CB6番・辻本のロングフィードに反応したストライカー、2年生のFW9番・山脇が相手DFを振り切り、冷静にネットを揺らす。見事なカウンターで逆転に成功した。前半をこのまま折り返したいところだったが、38分、都留文科大の連携から崩され、再び同点とされる。巧みなパスワークと個の突破力にDFラインが振り切られ、痛恨の失点。2-2のスコアで前半を終える。
後半、逆転への執念を見せたICUFCは左サイドから何度もチャンスを演出するも、相手の堅い守備に阻まれ、なかなかゴールを割れない展開が続く。逆に相手にカウンターを許してしまう場面もあったが、試合が再び動いたのは後半16分だった。前半から攻守にわたり高いパフォーマンスを見せていたMF29番・塩田の絶妙なラストパスに反応したのは、左SB4番・益子。落ち着いて相手GKとの1対1を制し、ネットを揺らす。これが決勝点となった。
その後は交代選手を次々と投入し、守備を固めながらリードを守り抜く展開に。全員が最後まで集中を切らさず、懸命に走り切り、3-2で勝利を収めた。